【ロンドン共同】英国などで広く使われるオックスフォード英語辞典が3月の改訂で、新たに唐揚げや焼き肉、お好み焼きなど23の日本語をローマ字表記で加えた。多くは食べ物で、英メディアは27日までに、日本食店の増加や日本食材が身近になったことが影響したとの見方を伝えた。辞典のウェブサイトは「英語にとって、日本語は外来語の宝庫だ」としている。

 他に記載されたのは、とんかつやカツカレーなどで、三徳包丁の「サントク」など食に関わる言葉もある。アニメや映画に関連し、異世界や漫画家、特撮も加えた。東京五輪・パラリンピックを機に広まったおもてなしも仲間入りした。